ダイビング計画、海況判断のしかた
・海の状況を判断するとき、皆さんはどのような情報と知識でポイントを選択するでしょうか?
インターネット?たくさん情報が出てきますね。天気予報?最近の天気予報はNHK以外は
気圧配置が出てこないので困ります。漠然と海に行くと、思ったより波が高かったり、透明度が
良くなかったり、ハズレってありますよね?
しかし、本当の海に対する知識があれば、ハズレることはあまりないと思うのは私だけでしょうか。
私が参考にするのは、電話の天気予報と、ネットの沿岸波浪予想情報(当店のリンクページからたどり着けます。)
ダイビングする日の3日前くらいからの風の向き、現地ダイビングサービスへの直接の電話です。
ネットも便利なのですが、根本的な情報はそう多く出ているわけではないので、かえって混乱の
もとになるように感じてしまいます。ネットは必要な情報をきちんと把握しないと。
電話の天気予報で現地の風向き、波の状況を知るには、市外局番+177で聞くことができます。
大瀬崎や熱海近辺の情報は、0557 または 0558の市外局番の後に、177を入れると聞くことができます。
ダイビングと風向きは非常に密接な関係にあります。風速8メートル、ネットの沿岸波浪予測が4メートルで
あっても、岸から沖に向かって吹く風が、広範囲に吹いていたなら、ベタナギで、透明度
抜群の時もあります。陸から沖の方向の風が強いときは、岸辺の濁った水が沖に流れ、
水が入れ替わり、大変透明度が上がるときもあるのです。
しかし、正確に状況判断をするためには、気圧配置や潮周り、現地の情報など、細かい知識が
必要となります。海辺の経験も、もちろん大事です。
ダイビングをコンスタントに好条件でおこなうためには、経験豊かなインストラクターと海に行くことを
おすすめします。
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監修 アクアラングサービス http://www.aqua-lung.sakura.ne.jp/