セッティングについて
・器材のセッティングは、方向を間違える人が多いです。これは最初に
タンクの後ろ側に自分が立つことで、だいぶわかりやすくなります。
要するに、器材を装着するときと同じ位置関係を最初から作ってしまうわけです。
位置が決まりにくい人はタンクに対して横に立ったり、前に立ったりしている事が
多いのですが、起点が定まらないと、ますます混乱することになってしまいます。
手順
1,タンクバルブのキャップ、ビニールテープを外し、0リングを点検する。エアーの臭いもチェック。
2,BCの背中側(タンク固定ベルト側)とタンクの空気が出る側を向かい合わせに固定する。
ゆるみがないか必ず確認。タンク固定ベルトは濡れると少し伸びるので、水中でタンクが
外れないように、あらかじめ固定ベルトを濡らしてセッティングする人もいます。
3,レギュをつける直前に、タンクバルブから一瞬エアーを吹き飛ばす。理由はタンク交換について、
を参照ください。
4,レギュの取り付け。向きがわからないときは、周囲のセット済みの器材を見てみましょう。
5,各部の作動チェック。すぐ潜らないときは、タンクバルブは閉め、安定しない場所なら
器材が倒れて問題が起きないように、あらかじめ寝かせておく。
器材準備はダイビングの安全性に直接反映します。
セッティングがうまく出来ない人は、中途半端にやってしまわずに、
不完全がないように積極的に質問しましょう。
ナイトダイビングは周囲が明るいうちにセッティングをしておきます。
セッティングは時間に余裕を持って、ダイビング前に早めにすませておきましょう!
ガイドをするダイビングリーダーは、だいたいセッティングのスムーズさを基準にその人の
技量を計ります。ご参考までに。
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監修 アクアラングサービス http://www.aqua-lung.sakura.ne.jp/